【 豊かで静かで、大きな喜び 】

ぼくの祖父は家督を継ぎましたが、実は三男でした。

本来であれば、家を離れる人でしたが、

長男を戦争にとられ、次男を原爆で亡くした杉岡家は

祖父によって名前をつなぐことになったのです。

 


ぼくの実家は広島県の呉ですが、1945年の8月6日、


次男は広島市内に出かけました。


帰ってこない次男を、両親はその後何日にもわたって


捜索したと聞いています。



 


昨日、オバマ大統領が平和記念公演を訪れました。


政治の裏側、まして他国のそれはよくわかりませんが、


オバマ大統領は理想を持った人だと、ぼくは感じています。


 


軍産複合体に支配されているアメリカで


平和の理想をつらぬくことはけして容易ではなく、


彼の言動には多くの矛盾が見られます。


しかし、任期が終わろうとしている今、


広島を訪れたこと、


平和への意志を盛り込んだスピーチをしたことは


彼の本意に近いのではないかと思うのです。
 
 

 


戦いや勝利を讃える言葉や仕掛けは、


興奮と全能感を誘うために、人をたやすく魅了します。


一方、平和をつむぐ言葉はきめが細かく繊細なので、


感情のゆさぶりを抑制しがちです。


 


ぼくがカードゲームによってなごやかな場をつくりたいと


望んでいるのは、それが「こうだといいでしょ」という


具体的な平和のヴィジョンだから。


 
 

広島に生まれ育ったこと。


ものづくりを消費ではなく平和につなげたいこと。


ビジネスを戦争の用語で語りたくないこと。


自分の中にあれこれがつながった気がしました。



 


知のつながりこそ、豊かな人間の喜びだと思いたいのです。

 

ƒvƒŠƒ“ƒg

 

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ