【 思考の枠組、あるいは歴史の檻 】

人類の最も大きな節目はルネサンスだったと言えますが、

そこでは本当にいろんなことが起きました。

 

ぼくの専門で言えば、線的遠近法。

ダ・ヴィンチ、ラファエロ、ミケランジェロといった

巨匠が
腕をふるった、古典絵画の黄金期です。

 
 


一方、そうした芸術のパトロンとなったのは


フィレンツェのメディチ家でした。


で、メディチ家が何をやったかと言うと、


金貸しだったんですね。
 


 

もとは薬屋さんでしたが、お金を貸して財をなしました。

 


当時、キリスト教では金貸しを禁止していたのですが、


メディチ家は巧妙な抜け道を造ったのです。


外国でお金を両替したことにして、


為替の調整をよそおって利子を取った。
 

 


だから、ルネサンスは利子の問題

(時間をお金に変えること)
から始まったとも言えるわけです。
 
 


 

さらに言えば、


遠近法自体が「0」の発見を作図法に活かした技術ですが、


複式簿記が発達したのもその頃。
 

 


人間が精緻な記号をパラドキシカルに扱う手段を手に入れたのが


ルネサンスだったのです。
 
 


 

 

あなたが興味を持っていることのあれやこれやも


たぶんそのあたりに起源を持っている可能性が高いと思います。
 

 


ぼくらの志向(思考?)は、

おおむねここ500年くらいの
枠組みの中にあるわけで、


さてさて、その枠をどんな風に抜けられるかな? と。

 

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