テーマは錬金術です

 

魔法と科学の違いは何でしょう?
いろんな基準はありますが、「再現性」は大きなポイントです。
科学は再現性に基づいています。
そういう意味では、熟練の魔法使いはほぼ科学者なんですよね。
 
その昔……
どうにかこうにか「術」をあみ出すのがやっとだった頃
特別な知恵や技術は魔法とみなされました。
病気を治すのだって、重いものを持ち上げるのだって
立派な魔法だったわけです。
薬や機械は、
そうした魔法をより多くの人が使えるようにしたものです。
ほうきにまたがってではありませんが、
今では誰もが空を飛べるようになりました。
 
 
 
魔法使いは研究者に近かったと言えるも知れません。
いろんなものを混ぜ合わせることで、
新しいものをつくり出したからです。
錬金術はその象徴的なイメージでした。
金自体をつくることはかないませんでしたが、
魔法使いとしての人類は随分いろんなものをつくってきました。
薬に限らず、プラスチックだって、ゴムだって
普通の人にはつくり方のわからない不思議な化合物ですよね。
500年前なら、どれも驚異的な魔法です。
 
 
 
錬金術の肝は、
「あれとこれとを組み合わせるとは思わなかった」
という奇想の驚きです。
太陽と月が錬金術の象徴とされるのは、
それら二つが昼と夜を象徴し、
本来あいいれないものだからなんでしょう。
 
『Ars Combinatpria(組み合わせ術)』1巻は
「出会いの喜び」をテーマにしているので、
最初のバージョンは「錬金術」をサブテーマにしました。
イラストは、太陽娘と月の女王です。
 
ついでに言うと、解説書を日本語と英語の対訳にしたので、
日の本の「動」と英国王室の「静」もイメージに重ねています。
日の丸には賛否両論ありますが、
日の丸弁当は素敵です(笑)
  
 

 

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