田原真人さん

 

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田原真人さんは大変チャレンジングな生き方をされている方です。もともとは物理の先生ですが、インターネットを使ってジャンルを超えた取り組みをされています。特に、アクティブ・ラーニングや反転授業の分野では、台風の目となりつつあります。
今回、ご縁があってマイシンボルを作成したのですが、できあがりに心底感動してくださいました。大変丁寧な紹介文をいただきましたので、ご紹介します。

 

———- ご本人からの感想 ———-

杉岡さんが作ったアンケートに回答し、さらに、自分がシンボルに入れたい内容を伝えました。僕にとって重要なコンセプトである「自己組織化」と「カオスの縁」をマイシンボルに反映させたかったのです。

早速、杉岡さんからラフ案が2つ出来上がってきました。
それが、これです。

 

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これらのシンボルが意味するものについては、杉岡さん自身の説明を引用します。

—– ここから引用 ——

「カオスの縁や自己組織化にからめて…」というご要望。
おそらく、それを聞いて「待ってました!」と思えるのは、ぼくくらいかも知れません(笑) クレタ人のパラドックス(あるクレタ人が言った。「すべてのクレタ人は嘘つきである」)など、大好物ですから。
で、ホクホクと2案をつくりました。

A テーマ「自己参照」
田原さんの「田」の字をベースに、自己参照の結果起こる「入れ子紋章」を表しました。白を基調に、田原さんがお好きな青色をアクセントに使うつもりです。
形もそうですが、その配色で思い出されるのはBMWのロゴですね。20世紀的な工業システムの象徴たるBMWが格子模様だとすれば、新しい知の幕開けに奔走されている田原さんの在り方は確かにカオスの縁的だと思いました。

B テーマ「シンメトリー」
こちらは、自己組織化のイメージを汲んでいます。
あらためて分析してみると、田原さんのお名前は非常に対象性が高いんですね。
「TAHARAMASATO」を縦書きにすると、RとS以外はすべて(全体の6/5)が左右対称です。
また、「田原真人」も「田」は完全なシンメトリー、「原」は部分的に左右のシンメトリー、「真」は左右のシンメトリー、「人」は非シンメトリー。
そのあたりのことをいろいろと考えてみましたが、ちょっと説明的になり過ぎるので、「a音が続けて5回、最後にo音が1回使われる」ことに着目しました。

—– 引用ここまで ——-

 

自分自身のシンボルを作るということは、自分のありたい姿を振り返って言語化する作業だということが、実際に取り組んでみて分かりました。
これは、なかなか素敵な体験です。
杉岡さんには「Aをベースにして、らせん運動を加えて欲しい」と要望を出しました。それらを踏まえて出来上がったシンボルがこちらです。

 

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自分の人生を振り返ったときに、一番大きな学びを得たのは、PDCAサイクル的に最適化していくような学びではなく、今までの自分をおもいっきり壊して、カオス状態の中でもがいた結果、新しい自分を創り直すことができたときだったと思います。

自分が研究していた生命科学から学んだことは、生き物は、生命の危機に瀕すると、これまでのやり方を捨てて、一か八かの賭けに出て飛躍していくという姿です。僕はここに感動を覚えるのです。

杉岡さんに「らせん」をモチーフに加えてくださいと言ったとき、僕のイメージの中ではらせんは四角の中に収まっていたんです。

杉岡さんからデザインが上がってきて、「田原さんのシンボルなら、らせんは枠から出ていくべきだと思いました」という言葉が添えられているのを見て、「ああ、これが、自分が一番大事にしているものだ」と思って、目がうるんでしまいました。

田原の「田」をモチーフにした枠組みの中から渦が生まれて枠を超えて出ていくというモチーフは、僕の教育に対するモチーフであり、自分の生き方に対するモチーフであり、社会に対して共感する人たちと一緒に起こしていこうとしているムーブメントのイメージでもあります。

様々な活動の根源的なところに、このモチーフがあると感じました。自分でも明確にできていなかったものを、形に表してくれた杉岡さんのアートの力に、本当に感動しました。素晴らしいものを作ってくれたことに心から感謝します。

 

tsugi

 

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