内藤涼子さん

まずは、【自分の名前についてどう思いますか?】に答えていただく形で、内藤さんの自己紹介。

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涼子。涼しい子。いつも涼しげでさらっとしていて、群れず媚びずひょうひょうと風のように去って行く、そんなイメージがあって好きです。
ただし、三水扁は難しい。名前を上手く書けるようになるまで随分苦労しました。水に関わる文字が名前に付くと、情に流されやすいとか。まあ合ってるし。
扁と旁を分けると、「水京」、「みずのみやこ」とも読めますが、わたしは敢えて「すいきょう」と読みたい。なぜなら私は「酔狂な人間だから」。

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いいですね、「酔狂」。
そして、とてもたくさんのことをお伝えいただいたのですが、そのほとんどがプライベートなこと、しかもけっこうナイーブなことだったので、ひとまず置くとして(笑)

印象的だったのは、「好きな文字はありますか?」という質問に対する答えでした。
以下がその回答です。

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「暁」(あかつき): 一文字でこんなにかっこいい言葉を表現できるのはこの文字が突出していると思う
「黎」(れい):白い夜明けは、何かを成し遂げた徹夜明けの空、そしてそこから何か素敵なことが始まりそうな予感がする
「澹」(たん):静かな水面に美しい空が映り込む、そこに小石を投げたら、静かに閑かに波紋が広がり、消えてゆく。その静けさが好きだ。
「風」(かぜ):これも書くのが難しい、なのに書くのが好きだ。風冠の右の流れるような払いから上へ跳ねるときにかける力の具合がとても好きだ(書道です)。この美しい流れが突如として上昇へ転じる、その転じる穂先の角度をその時の気分で色々に変えるのがものすごく好きだ。

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というわけで、その中から特に「澹」と「風」に焦点を当てて、以下のラフを描きました。

 

naito

 

もう1案はプライベートな状況を題材にしたものだったのですが、内藤さんはこちらを選ばれました。
そして、できれば「黎」と「暁」の要素も入れて欲しいとの追加オーダー。
そりゃ、そうですね。特に「暁」は別格のようですから、そこを汲めなかったぼくの落ち度でした。
というわけで、それらを加味して出したのが下のシンボル。

 

naitosan

 

内藤さんからは、とても嬉しい返信が届きました。

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これでいいです!もうばっちりすぎるほどばっちりです!
すごい!いっぱつっす!なんでこんなにすごいんですか?

改めて見ると、CADプログラミングをしていた時のことを思い出しました。
XY座標系にベジェ曲線、しかもX軸が大きくなるにつれて上向きになります。
暁と黎明のシンボルが、クロックワイズ(時計回り)に見えるのもまたいいです。通常は角度がアンチクロックワイズ(反時計回り)ですが、なんとも-135度な感じ。
全体として見ても、涼子の涼を「水」と「京」に分けて合成した感じに見えますし、閑かな水面に小石が深く沈んでいくのは、私の落ち込みやすい性格がとてもよく出ているんです(笑)。それでも水面(みなも)を渡る風と波紋が涼しく過ぎ去っていく、その向こうに白んだ空。あ~なんて美しい・・・。

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いやぁ、本当に嬉しいですね。
前にも書きましたが、こんなに喜んでもらえることって、そんなにないですよね?
作ったこちらも幸せな気持ちで満たされます。
この仕事は、ぼくだけがやるにはもったいないくらいおもしろいものかも知れません。

 

tsugi

 

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